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文明の創造 序文について

三重支部です。

「栄光 第266号 昭和29年 7月21日」に「文明の創造 序文」が掲載されています。「栄光 170号、昭和27年8月20日発行」と内容が若干異なっております。

比較してみましたので下記に掲載します。
上段は文明の創造(一)のワードからの転記ですのでルビが(  )書きになってます。また、栄光 第266号での序文の表記は歴史的仮名遣いではありません。

序文

〇此著は歴史肇(はじま)って以来、未(いま)だ嘗(かつ)てない大著述であり、
◎此著は歴史肇って以来、未だ嘗てない大聖書であり、

〇一言にしていへば新文明世界の設計書ともいふべきもので、天国の福音(ふくい ん)でもあり、二十世紀のバイブルでもある。
◎一言にして言えば新文明世界の設計書であり、天国の福音でもあり、二十世紀 のバイブルと言ってもよかろう。

〇といふのは現在の文明は真の文明ではないので、新文明が生れる迄の仮の文明 であるからである。聖書にある世の終りとは、此仮相文明世界の終りを言ったも のである。
◎即ち現在の文明は真の文明ではなく、新文明が生まれるまでの仮の文明であっ て、聖書にある世の終りとは、此仮定文明世界の終りを言ったものである。

〇又今一つの〝洽(あまね)く天国の福音を宣(の)べ伝へられるべし。然る後末期 到る〟との予言も、此著の頒布(はんぷ)である事は言う迄もない。
◎また今一つの〝普く天国の福音を宣べ伝えらるべし、然る後末期到る〟との予 言も、この著の事であろう。

〇そうしてバイブルはキリストの教へを綴ったものであるが、此著はキリストが 繰返し曰はれた処の、彼(か)の天の父であるエホバ直接の啓示でもある。
◎そうしてバイブルはキリストの教えを綴ったものであるが、この著はキリスト が繰返し言われた処の、天の父であるエホバ直接の啓示である。

〇又キリストは斯うも言はれた。『天国は近づけり、爾(なんじ)等(ら)悔改め よ』と。之によってみれば、キリスト自身が天国を造るのではない。後世誰かが 造るといふ訳である。
◎そうしてキリストはこうも言われた。それは『天国は近づけり、爾等悔改め よ』との警告である。してみればキリスト自身が天国を造るとは言われなかった のである。

〇処が私は天国は近づけりとは言はない。何となれば最早天国実現の時が来たからである。
◎併し私は〝天国は近づけり〟とは言わない。〝天国は已に来れり〟というのである。

〇それは目下私によって天国樹立の基礎的準備に取り掛ってをり、今は甚だ小規 模ではあるが、非常なスピードを以て進捗(しんちょく)しつつあって凡) てが驚 異的である。それというのも一切が奇蹟に次ぐ奇蹟の顕はれで、人々は驚嘆してゐる。
◎何より私は目下天国の基礎的準備に取掛っており、甚だ小規模ではあるが、日々驚くべき力と奇蹟を顕わしつつあり、人々は驚嘆している。

〇そうして之を仔細に検討して見る時、神は何万年前から細大漏す処なく、慎重 綿密なる準備をされてゐた事である。之は明瞭に看取出来るが、其根本は旧文明 の清算と新文明の構想にあるのであって、私はそれに対し実際を裏付とした理論 を、徹底的に此著を以て説くのである。そうして先づ知らねばならない肝腎な事 は、旧文明は悪の力が支配的であって、善の力は甚だ微弱であった事である。処 が愈々時期来って今度は逆となり、茲(ここ)に世界は地上天国実現の段階に入る のである。然し之に就ては重大問題がある。といふのは旧文明は当然清算されなければならないが、何しろ世界は長い間の悪の堆積による罪穢の解消こそ問題 で、之が世界的大浄化作用である。従って之による犠牲者の数は如何に大量に上 (のぼ)るかは、到底想像もつかない程であらう。勿論之こそ最後の審判であって、亦止む事を得ないが、神の大愛は一人でも多くの人間を救はんとして私といふ者を選び給ひ、其大業を行はせられるのであって、其序曲といふべきものが本 著であるから、此事を充分肝に銘じて読まれたいのである。
◎そうして右の如き模型的経綸が漸次発展するに従い、他面世界的には旧文明清算の幕が切って落される。それが最後の審判の開始であって、眼目は善悪の立分けである。即ち悪は亡び善は栄える段階に入るのである。これがため如何に多数 の犠牲者が出るかは計り知れないものがあろう。併しながら神の大愛はこれら犠 牲者を最小限に食止めらるべく、救いのその第一声がこの著出版の理由である。
といっても、旧文明世界からも神は善悪正邪を選り分け、善にして役立つ者は残 されると共に、悪にして見込なき者は永遠に滅びるの止むなきに至るのである。


〇そうして右の如く最後の審判が終るや、愈々新世界建設の運びになるのである が、其転換期に於ける凡ゆる文化の切換へこそ、空前絶後の大事変であって、到 底人間の想像だも不可能である。勿論旧文明中の誤謬の是非を第一とし、新文明構想の指針を与へるものである。
◎以上の如く、最後の審判が済むや、続いて新世界設計の順序となるのは勿論だ が、その転換期における凡ゆる文化の建直しこそ、空前絶後のものであって、言 うまでもなくそれは旧文明の誤謬の是正と共に、新文明の指針を示すのである。
処がここに悲しむべき事がある。というのは、人類が数千年の長い間に堆積された処の罪穢であって、当然この大浄化作用が発生するのである。


〇それを之から詳しく説くのであるが、勿論之を読む人々こそ救ひの綱を目の前 に下げられたと同様で、直に之を掴めば救はれるが、そうでない人は後に到って 悔(くい)を残すのは勿論で、時已(すで)に遅しである。以上の如く罪深き者は亡 び、罪浅き者は救はれて、将来に於ける地上天国の住民となり得るのである。そ うして来るべき地上天国たるや其構想の素晴しさ、スケールの雄大さは到底筆舌 に尽せないのである。其時に到って現在迄の文明が如何に野蛮極まる低劣なもの であったかがハッキリ判ると共に、人類は歓喜に咽(むせ)ぶであらう事を断言するのである。
◎それをこれから詳しく説いてみるが、幸いこれを読む人々は救ひの綱を目の前 に出されたのであるから、何らの躊躇なく掴まれんことである。
それを前以て人類に知らせ、悔い改めを私は神に代って勧告するのである。
これぞ神の大愛でなくて何であろう。従ってこれを知った以上、一時も早く頭の 切替えは固より、心の準備に取掛るべきである。そうして審判の最後に到って は、罪深き者は亡び、罪浅き者は救われるのは決定的であるから、これを信ずる ものこそ永遠の生命を獲得すると共に、将来における地上天国の住民として残るのである。そうして主神の経綸の深くしてそのスケールの如何に大なるものであ るか、又現在までの文明が如何に野蛮極まるレベルの低いものであるかを、この著によって充分知らせ、確固たる信念を得させるのである。



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